管理人はオールステンレス包丁をおすすめしているのですが、オールステンレス包丁にも気になる点があります。
管理人が気になっているのは、主に以下の3点です。
- 柄が冷たく感じる
- 柄がやや滑りやすい
- 研ぐのが大変
詳しく見ていきましょう。
1.柄が冷たく感じる
柄が金属だから仕方がないとも言えるのですが、木の柄に比べてどうしても冷たく感じます。特に真冬は冷たいので、管理人はあんまりひどい時はお湯をかけてから握ったりする時があります…。
ただ夏はひんやりした感触が気持ちいいので、管理人は感触としては差し引き0なのかなと思っております。
2.柄がやや滑りやすい
オールステンレスの柄は表面に滑り止めの溝があったり、ザラザラに加工されていたりして滑りにくい工夫がされているのですが、やはり木の柄に比べると滑りやすい印象があります。また持った感じが木の柄とかなり違うので慣れるまで違和感を感じがちです。
管理人の印象としては、飲食店や鮮魚店などで一日中ハードに使っていて柄が水まみれ・脂まみれになった時に、木の柄よりちょっと気を付けないといけないかなという風に感じています。家庭で使う分には、持った感触の違いにさえ慣れてしまえばそれほど問題にはならない様に感じます。
3.研ぐのが大変
これはオールステンレス製の包丁に限った事ではないのですが、ステンレスの包丁は鋼のものに比べて砥石で研ぐのが大変です。
切れ味の良い素材をステンレス鋼でサンドイッチした割込みの包丁は比較的研ぐのも簡単ですが、ステンレス単層の包丁は研ぐのに非常に時間がかかります。砥石ばかり減って肝心の刃が付かない…といった感じになりやすいです。
ですのでステンレス包丁を研ぐ時は研磨力の高いセラミック砥石を使う事をオススメします。ホームセンターなどで売られているレンガ色の砥石で研ごうとすると、ものすごく時間がかかってしまいますのでオススメいたしません。
砥石は研磨力が高い方が早く刃が付くので、鋼の包丁を研ぐ時にもセラミック砥石はおすすめです。
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それでもオールステンレス包丁はおすすめ
以上気になる点を見てみましたが、家庭で使う事を考えるとオールステンレス包丁のお手入れが簡単という特長は、これらの点を上回る大きなメリットです。オールステンレス包丁は、特にお手入れに時間がかけられない忙しい方におすすめしたい一本です。
ステンレス包丁のお手入れに最適な道具
硬いステンレスの包丁を研ぐ時にもおすすめの、セラミック砥石をご紹介いたします。
また包丁の砥石に当たる角度を一定にしてくれる便利な道具も併せてご紹介!