ようこそお越しくださいました!

鮮魚店勤務経験があり、今は調理器具販売店勤務の管理人が
その経験からオススメの包丁をご紹介いたします。

どんな包丁がおすすめか?

管理人は家庭で使う包丁は、ステンレス包丁が一番良いと思っています。
その中でも柄と刃が一体になっている、オールステンレスタイプの物をおすすめします。


オールステンレスタイプの包丁例

…初めてご覧になった方はなんだこの包丁? と思われたかもしれません。
(管理人も初めて見た時は、変な包丁だなあと思ったのを良く覚えています(笑))

ですがこのタイプの包丁は家庭で使うのにとてもよいのです。
その理由は次の通りです。

  1. サビにくい
  2. 洗いやすく清潔
  3. 切れ味も十分

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう!

1.サビにくい

プロの料理人は毎日包丁を研ぎます。
毎日研ぐ事によって、切れ味を保つとともにサビを防いでいます。

ですが一般人の私達は、とても毎日研ぐなんて事は出来ませんよね…
なので管理人は家庭で使う包丁は、念入りに手入れする必要のない
ステンレスの包丁をオススメしています。

ステンレス製の包丁なら、食器用洗剤で洗って水分を拭き取るだけでOK!
ちゃんと水分を拭き取ればほとんどサビは発生しません。

また少しくらいなら洗い桶の中に放っておいたりしても大丈夫なので
忙しい時でも安心です。

(もちろん一晩中洗い桶に漬けっ放しとかにしてはいけません!
さすがのステンレスもサビてしまいますよ。)

2.洗いやすく清潔

ところで皆さんは、包丁で一番汚れがたまりやすい所はどこかご存知ですか?

それは刃と柄の繋ぎ目部分です。
この部分は凹凸が多くて洗いにくいので、汚れがたまりやすいのです。
ここで菌が繁殖して、それが原因で食中毒になる事も…怖いですね。

ではどうすれば包丁を清潔に保てるのか?
答えは、この部分が洗いやすい包丁を使う事です。

オールステンレスタイプの包丁は刃と柄が一体になっていて
刃と柄の繋ぎ目部分に凹凸がなく洗いやすい為、包丁を清潔に保つ事が出来ます。

また使っているうちに柄から刃が抜けてしまった…なんて事もありません。
木の柄の様に腐ったりする事も無く、家庭で使うには最適な包丁です。

オールステンレスはちょっと…という方は、ツバ付きの商品を使うのがおすすめです。
ツバ付きの商品も繋ぎ目部分が洗いやすく、さらに柄の中に
水が侵入するのを防いでくれるので、柄が傷みにくくなります。

3.切れ味も十分

ステンレスの包丁は切れない、なんていうのは昔の話。
今は技術も進歩し、ステンレス包丁の切れ味も格段に良くなりました。

包丁の切れ味は正直な所、値段にある程度比例します。
100円ショップの包丁なんかは、昔の悪いイメージのステンレス包丁そのものです…。

どのくらいの値段の物が良いのかと言う所ですが、家庭用としてはだいたい5000円位の金額を出せば
満足のいく切れ味の包丁がお求めいただけるのではないかと思います。

その中でも特に、切れ味の鋭い(けどサビに弱い)材質を
サビに強いステンレス鋼でサンドイッチして作られた「割り込み包丁」は
素材のイイとこ取りをした包丁で、家庭用として特にオススメです。

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実際に買う時は

包丁を買う時にできればしておきたいのが、「実際に包丁を持ってみる事」
同じ三徳包丁でも、商品が違えば重量のバランスが異なりますので
実際に持って確認してみるのが一番良いです。

また刃渡りの長さが何種類もある牛刀や柳刃・出刃包丁などは
長さが違うとコントロールのしやすさや重さ、重心のバランスが全く違うので
できれば買おうを思っている長さだけでなく、その前後の長さのものも持たせてもらいましょう。

実際に管理人は柳刃包丁を購入する時に、初めは刃渡り24cmの物を買うつもりだったのですが
お店で実際に商品を持ってみて、よりしっくりくる27cmに変更した経験があります。

バランスがしっくりこない包丁を使うと、疲れやすくなりますし
包丁使いの腕もなかなか上達しません…。

店員さんに一言声をかければ、展示してある商品を実際に持たせてもらえるので
お店で買う時は、必ず包丁を持ってみる様にしましょう。

(なお、理由を付けて商品を持たせてくれないお店もあったりしますが
そんなお店では買わない方が賢明です!)

おすすめのブランド

これまでのお話を踏まえた上で、管理人がおすすめするブランドをご紹介いたします。
よい包丁を探している方に自信を持っておすすめできる、高品質な品物です。

藤次郎

管理人イチオシのブランドです。洋食器の世界的産地として有名な新潟県燕市のブランドで
プロの料理人にも愛される高品質の包丁を多数取り揃えています。

特にオールステンレス一体型の包丁である、“Tojiro・Pro(トウジロウ・プロ)”シリーズは
お手入れの簡単さと切れ味を高いレベルで両立した、とても扱いやすい包丁です。
(「プロ」と名前が付いていますが、家庭用としてもおすすめです。)

同じ新潟県産の人気包丁、グローバルと比べても
遜色ない性能で、グローバルに比べてちょっと安いのも魅力の一つです。
管理人も三徳包丁、出刃包丁、柳刃包丁を使っています。

藤次郎のおすすめ商品


日本橋木屋

豊富な経験と知識、ものを見る確かな目を通して高品質な商品を世に送り出している
寛政四年(1792年)創業の老舗刃物店のブランドです。
オールステンレスタイプの包丁はちょっと…という方にはこちらがオススメです。

サビに強く、切れ味が長持ちする高品質ステンレス鋼を使用した
ロングセラーモデル“ニューエーデルワイス”シリーズが特に人気です。
持ちやすさを追求した、軽くて扱いやすい包丁です。

50年以上の販売実績があり、有名百貨店でも取り扱われているブランドなので
贈り物に喜ばれるのではないでしょうか?
管理人の勤めている店で一番人気のブランドで、私も使ってみたいのですが
ちょっとお値段が張るのでなかなか手が出ません…。

日本橋木屋のおすすめ商品


ヘンケルス

1731年に生まれた、ドイツ・ゾーリンゲンの老舗メーカーです。
家庭用ナイフを中心とした高品質・高機能な製品を一貫して市場に送り届けており
今日では世界有数のキッチンウェアメーカーとして有名です。

ヘンケルスの包丁はさまざまな特徴・価格帯のシリーズが展開されていますが
管理人のオススメはオールステンレス製の「ツインフィン」シリーズです。

ツインフィンは刃とハンドルが一体型になっていて強靭かつ衛生的。
さらにハンドルは人間工学に基づいた左右非対称のデザインで
手に良くなじみ、フィット感抜群です。

管理人は海外ブランドではヘンケルスがイチオシです!

ヘンケルスのおすすめ商品


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